出会い系サイト規制法

最終更新

では、『初心者向け講座』の締めくくりとして、最後に出会い系サイトに関係する法律を見ておきましょう。違反を犯した後で「知らなかった」では済みませんので、出会い系を実際に利用する前にしっかりと理解しておくことが重要です。ここでは、平成20年12月1日に施行された規制法律のポイントや要点を解説します。

事業者届け出制になったことが大きな変更点

平成20年2月に閣議決定されていた改正案がとうとう成立しました。届け出制度の導入や犯罪に導く可能性のある書き込みの削除の義務付けなど、悪徳サイトが堂々と存在できない状況になるわけで、ユーザーにとっては、安全性が増すと考えて良いでしょう。

ただ、「堂々と存在できない」=「皆無になる」というわけではなく、表面上目立たない・わかりづらいというだけで悪質サイトは、あの手この手を使い、まだまだ存在し続けるであろうと思います。法律(改正規制法)が成立したからといって、警戒心を解くのはまだ早いというのが正直なところです。

そもそも出会い系を規制する法律とは?

平成15年に制定された法律で、出会い系サイトを舞台に起こる児童の被害(売春や買春)を食い止めることを主たる目的として定められています。

この法律で禁止されていることを法律の条文を引用しながら見ていきましょう。

引用——————————–

  • 出会い系サイトの掲示板に児童を相手方とする異性交際を求める書き込みをすること(禁止誘引行為)は禁止されています(第6条)。
  • 出会い系サイトの掲示板に児童を性交の相手方とする交際を求める書き込みをした人や児童を相手方とする金品を目的とした異性交際を求める書き込みをした人は、処罰の対象となります。
  • 児童が出会い系サイトを利用することは認められていません。

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引用元/「警察庁:あぶない!出会い系サイト」(http://www.npa.go.jp/cyber/deai/law/index.html)

要点を整理すると、18歳に満たないものと出会うことを目的(援助交際等)に出会い系サイトを利用してはいけないということです。(※実際に出会っていなくても、18歳に満たないものに係る誘引や誘引を連想させるような掲示板への書き込みも法律違反の対象です。)

これに違反した場合は、百万円以下の罰金となります。出会い系サイトを通してではなくとも、児童との性交や援交自体あってはならないモラル違反な行為です。法律云々以前の問題です。「一時的な気の迷い」では済まされません。大人同士での出会いを楽しみましょう。

これを見ての通り、元々は利用者を規制するのが趣旨であったないようでしたが、違反者が減らないことから見直しが検討され、出会い系運営事業者にもサイトの秩序維持や管理など求められるものが大きくなったことがわかります。

したがって、今後は、事業者が届け出をしていないサイトはすなわち違法な出会い系ということになりますのでそうしたサイトは決して利用してはいけません。