返信/アクセスしてはいけない3つの理由①

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スパムメールに対しては無視して速やかに削除することが一番の対策法ですが、スパムメール経由での出会い系サイトなどにおける被害が絶えないのには受信者がスパムメールに対して返信したり、メール内に記載されているURLなどへアクセスしてしまうという理由があります。これは返信やアクセスすることの危険性が十分に知られていないためです。

スパムメールに返信したり、アクセスしたりしてはいけない理由で一番大きなものは、“メールアドレスを再収集される”ためです。まず、返信することについてですが、これには2通りのケースがあります。まず送られてきたメールにそのまま返信するというもの。そして、もうひとつは配信停止希望連絡用アドレスにメールを送信するというものです。

返信先のアドレスと送信者の実際のアドレスは違う

しかし、両者とも更なるスパムメールを招くだけで実際には送信がやむことはありません。なぜなら、スパム業者は送信者を偽ってメールを送りつけてくるためです。メールソフトなどで返信ボタンをクリックして表示される送信先はスパムメールの送信元とは違うアドレスが設定されている場合がほとんどです。これは日本においては送信者を偽ってはいけないという特定電子メール法に違反する行為ですが、実際には多くのスパム業者が送信者をこの手段をとっています。

たいてい、返信先のメールアドレスや配信停止希望連絡用のメールアドレスはメアド再収集専用のものである場合が多く、送信者に対して配信停止の希望が伝わることはまずありません。ただ単にスパム業者の宛先リストをより“使えるものにする”ための手助けにしかならず、メールアドレスを再収集されるだけということになります。

実際の送信者を調べる方法

実際の送信者と返信先のメールアドレスが異なることは次の方法で調べることができます。メールソフトで受信したメールを右クリックしてみてください。そこに「プロパティ」という項目があります。それをクリックすると、実際の送信元のメールアドレスが表示されます。どうでしょう、返信ボタンをクリックして表示されるメールアドレスとは異なってはいないでしょうか?

このようなメールの場合、配信停止希望連絡用のメールアドレスとも違っているはずです。PCであればこのように調べることができますが、携帯で受信した場合は調べることができません。結果として、配信停止を希望しようとして記載されているメールアドレスに対して安易に返信してしまうことで更なるスパムメール受信を招くことにつながるアクションを自ら起こすということになります。