返信/アクセスしてはいけない3つの理由②

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スパムメールに対して返信やアクセスしてはいけない理由は、メールアドレスを再収集されるためということ以外にも、スパムメール送信業者に対してその“メールアドレスが生きていること”“見込み客”であることを伝えることになるためという理由があります。スパムメール送信業者にとっては、宛先のメールアドレスが現在も実際に使用されていることが重要で、返信したりアクセスすることでそのことを親切にも伝えることになってしまうため、返信をするとさらに多くの迷惑メールを受信することになるわけです。

特に相手のスパム業者が宛先リストの中からさらに見込み客をリスト化する業者であった場合、単にさらに多くのスパムメールを受信することになるだけでなく、返信したりアクセスしたメールの内容に応じた内容に絞ってスパムメールが送信されてくるようになります。受信者の興味や関心のある内容に応じたメールは閲覧される可能性、クリックしてもらえる可能性が非常に高くなりやすいため、危険性が高まるというわけです。

リンクをクリックしただけでも見込み客と判断される

また、メール内のリンク先にアクセスするというのも更なるメール送信を招く事態になる可能性があります。たとえば、100人の人に対してhttp://example.com/aaa/という専用の(送信する100人にしか公開されない)URL付きのメールを送るとしましょう。そして、受信者100人のうち10人がそのURLにアクセスしたとします。すると、スパム業者は“この100人のリストはまだ使える”という判断をするため、さらに多くのメールを送信するということになります。

あるいは、URLに特別なしかけをして、宛先のうちどのメールアドレスの所有者がwebサイトにアクセスしたかを判断できるようにしているケースもあります。これは直接目に触れないインターネット通信の仕組みを悪用しているため、利用者が気づかないうちに返信する場合と同様、スパムメールの宛先となったメールアドレスが現在も実際に使用されていることをスパム業者に伝えることになるというわけです。

このように、一般のインターネット利用者では分からないような技術や仕組みを利用して非常に巧妙な手段で、こちらの情報を取得するためスパムメールに対しては返信もアクセスもしてはいけません。