登録フォームしか機能しないサイトへ誘導

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これは最近非常に多くなっている手口のひとつで、スパムメールのリンク先を開くと出会い系サイトのページが表示されますが、機能するのは登録フォームだけという簡単な作りの出会い系サイトです。

これだけを聞くと、『そんなサイトに登録する人がいるんだろうか?』という疑問を持つ人もいるかもしれません。しかし、実際にはこうしたサイトの方がむしろ登録してしまう人が多くなるというケースがままあります。なぜなら、通常の出会い系サイトのように利用者の掲示板やプロフィール情報がクリックできて閲覧できるようになっている場合と比べて、閲覧者の行動の選択肢が画面を閉じるか登録するかの2つしか用意されていないためです。

人間は、選択肢が多いほど行動を迷うという心理的な特性を持っています。この手口はその誰もが持っている心理を巧みについた手口で、選択肢を少なくすることで登録という行動をしやすくするという狙いがあります。魅力的な会員の写メ画像やキャッチコピーを用意したりすることでその効果をより高めて、利用者が誤った行動(※この場合は悪質な出会い系に登録してしまうこと)をとるように仕向けているわけです。

写真などを見てもクリックできず、その人のプロフィールなどを見ることができなければ、『じゃあ、登録してみよう』という気持ちにさせるのがこの場合のポイントです。しかも、こういった出会い系サイトの場合、無料を謳っている場合がほとんどであるため、より登録へと気持ちを向けさせることができます

普段はそうした行動に走らない人でも、こうして巧妙に仕掛けられた罠によってつい登録してしまうことがありますので、このような出会い系サイトを見た場合は、ただちに画面を閉じるようにしなければいけません