同一ドメインで複数のダミーサイト

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これは単に1通のスパムメールを受け取っただけでは分からない手口ですが、スパムメール業者が用いる手口の中では比較的多いタイプのものです。

リンク先へと誘導することを目的として、何パターンものURLや内容のスパムメールを送りつけてくるというのがその具体的な手法です。しかし、よくよく見るとどのメールにも、記載されているURLに共通する部分があるのが特徴です。http://example.com/aaa/やhttp://example.com/bbb/など同一ドメイン下で異なるページを用意してあり、それぞれのページが様々な出会い系サイトの窓口サイトとなっているというものです。

こうした窓口サイトを用いて登録させるという手法は、利用者に不快感を与えるため窓口サイトであることを公にできません。そのため、どのサイトに実際に登録されるかが閲覧者には分からないようになっています。したがって、サイトの会社概要などの記載がなかったり、ページの作りが荒かったりするのが大きな特徴です。

これらのサイトへの登録を防ぐためには、スパムメール内のURLの構造をチェックすることがポイントです。http://example.com/***/のように、ドメイン名の後ろに/***/などがついていて、***を削除してhttp://example.com/へとアクセスしてもエラーが表示されたり、出会い系サイトらしきページではないページが表示されたら、ほぼ間違いなくダミーサイトである可能性が高いと判断できます。その場合は、どんなに魅力的なサイトに見えても登録しないようにしなければいけません。

また、実際の登録先を調べる方法を使って、開いたページと実際の登録先のサイトのURLが同一であるかどうかを検証するというのも被害を未然に防ぐ有効な手段です。